挫折から立ち直る、困難を乗り越える生き方


挫折から立ち直り、困難を克服する秘訣は、挫折や困難から学ぶべきことを学んでしまうことです。

そして、前に進むことだけに集中することです。

しかし、なかなか思うようにはいかないことの方が多いと思います。

今回はどうすれば挫折から立ち直り、困難を克服できるのかについて、以下に詳しく書きます。

克服の秘訣は逆境や困難から学ぶこと

「乗り越える」という言葉があります。

あるいは「克服する」という言い方もあります。

「逆境を乗り越える」とか「困難を克服する」という表現にもなりますね。

では、この「乗り越える」とか「克服する」とは、どういうことなのでしょうか?

私たちはどうすれば逆境や困難を、乗り越え、克服できるのでしょうか?

私は乗り越えるとか克服するというのは「学ぶ」とイコールだと思っています。

逆境を乗り越えるというのは、 その逆境から何かを学ぶということです。

困難を克服するというのは、その困難から何かを学ぶということです。

逆に言えば、私たちは逆境や困難から何かを学んだことで、 そこから抜け出すことができると言えます。

つまり、私たちにとって逆境や困難とは、「何かを学ぶための課題」と言えるのです。

ですから、 人によってその課題は違ってきます。

それはつまりは、 私たち一人ひとりが学ぶテーマが違うからです。

なぜあんなにいい人が悩み、苦しまなければならないのか?

単純に逆境や困難を、その出来事の大きさで比べてしまうと、 何か不公平に思えてきます。

例えば、大きなトラブルに見舞われる人もいれば、そうでない人もいます。

トラブルの内容(出来事)だけを見てしまえば、気の毒に思うでしょう。

しかし、なぜ人によってそのような違いが起きるか?

私はその違いこそ、 その人の学ぶテーマの違い、学びの違いだと、ある時から思うようになりました。

それは、カウンセリングという仕事をするようになって、見えてきたことです。

カウンセリングをしていると、そこでお聞きする相談内容は人によって全く違います。

一人一人の相談内容、つまり悩み事、 困りごとというのは、本当に違うものです。

仕事の仕方や結果で悩む。

職場の人間関係で悩む。

家族の問題、子育ての問題で悩む。

自分の性格で悩む。

人生で起きる様々な出来事で悩む。

人によっては、箸が転がるだけで悩んだり、苦痛に思えたりします。

でも、 その人にとってはそれが本当に悩んでいる事、苦しんでいることになるのです。

それは、 その人にしてみたら、箸が転がることを悩むことで、 必要な学びを得られるからなのだ。

私はある時からそう思うようになりました。

ある人は命に関わるような問題に直面しますし、そうしたご相談もあります。

なぜこの人がこのような苦しみを背負わなければならないのかと思うこともあります。

この世の不条理とも言えるそうした悩みや苦しみを、どうしてこの人が経験しなければならないのか。

初めはその答えがわからず、ただひたすら一緒になって悩み、 考え、解決の道を模索していました。

人を大切にして、誠実に生きているこの人が、 なぜこのようなことで苦しまなければならないのか?

どうしてこんな優しい人が、このような思いをしなければならないのか?

こうした不条理に対する答えを、はじめのうちは得ることができませんでした。

しかし、カウンセリングという仕事を長年続けていくうちに、ある捉え方が私の中に生まれました。

それは、カウンセリングを通して人が立ち直っていくときに、全ての人が経験していくことがあったからです。

その経験していくこととは「学びの経験」でした。

学びのテーマ(悩み・困難・逆境)は人それぞれ

人は自分が直面した問題や困難から何かを学んだ時、 そこから抜け出すことができました。

それは自分の未熟さだったり、 人間関係や世の中の真実だったり、人によって違いました。

ある人は強くなることを学び、ある人は優しくなることを学びました。

ある人は自分の考えを主張することを学び、ある人は人の意見をひたすら聞くことを学びました。

だからそれぞれに起きること、悩むことも違いました。

その時、私は思いました。

人によって学んでいったことが違う。

だから、ぶつかる問題や困難も違うのかもしれない。

私たちはよほどの思いをしなければ、 物事を真剣に考えないところがあります。

痛い目を見たからこそ考えることがあります。

やりきれない思いになるからこそ、 目を開かされることがあります。

人生における逆境や困難は、自分にとって必要なことを学ぶために起きるのではないか?

その思いはカウンセリングを続ければ続けるほど強くなってきています。

そのように捉えると、 人によって経験する出来事が不条理なほど違うことも、腑に落ちるのです。

逆境を乗り越え、困難を克服する鍵を握るのは「学び」です。

そこから何をどう学んだのか?

それによって逆境や困難から抜け出すことができるようです。

そしてその学びは人によって違います。

私とあなたとでは、学ぶべきことが違っているのです。

そのために、私に起きることとあなたに起きることも違います。

それを単純に出来事の大きさで比べてしまうと、不公平な感じがすることもあります。

しかし、そうではなく、そこにあるのは「違い」なのだ。

「学ぶテーマが違うのだ」と捉え直せば、自分のテーマにまっすぐ向き合うことができるはずです。

逆境や困難は私たちがこなさなければならない「人生の宿題」なのかもしれません。

その宿題をこなすことで得られる学び、そして喜び、感動、感謝にこそ、生きがいと幸せがあるのかもしれません。

挫折から立ち直れる人間になりたい

「挫折から立ち直れる人間になりたいんです」

カウンセリングの初回でGさん(40代女性)はそう言いました。

Gさんは何度か転職をしてきました。

その中で、人間関係が問題で転職をしたことが2回あったそうです。

その時の経験から、人に対して「怖い」という思いを持つようになったそうです。

その時に言われた言葉、その時に取られた態度、その場面が今でも時々思い出されてしまうのです。

そのため、職場の人たちとのコミュニケーションも消極的です。

また、自分に自信がもてないそうで、そのために気持ちも萎縮し、仕事でミスをする事が多いということです。

気持ちが萎縮すると行動も消極的になり、必要な行動が取れないので、ミスも増えます。

必要な確認、必要な報告、必要な相談が抜けてしまう。

的確な判断、適切な対処、仕事相手への配慮が不十分になり、ミスにつながります。

そしてミスをすると落ち込んでしまい、中々気持ちを切り替えられないそうです。

トラウマを克服する

そこでGさんは、このままでは自分がダメになると思い、ネット検索をしていたら、鈴木のサイトを見つけたそうです。

そして、メルマガを読み続け、カウンセリングを受けようと思ったそうです。

そしてカウンセリングにお見えになって、冒頭の言葉が出てきました。

ここで注目すべきは、Gさんは「挫折から立ち直りたいんです」とは言っていないところです。

Gさんは「挫折から立ち直れる”人間”になりたい」と言っています。

つまり、今回直面した問題の解決だけでなく、自分自身を変えたいと訴えていたのです。

今回だけの話ではなく、今後の人生を考え時、これを機会に根本的な解決としたい。

Gさんはいろいろ悩んだ末に、そう決断をしたのです。

Gさんがカウンセリングで一生懸命に取り組んだことは、過去のトラウマの克服でした。

心の傷があることで委縮した自分を開放しようとしたのです。

しかし、傷ついた心というのは、そんなに簡単に癒されるものではありません。

人間には命を守るための防衛本能があります。

そのため、傷つく体験をすると、もう二度と傷つきたくないという防衛本能が働きます。

ですから、これは絶対に大丈夫(傷つかない)という確証が自分の中で得られない限り、他人や新しい状況では積極的な姿勢になれません。

先に警戒心のスイッチが入ってしまうために、落ち着いて相手や状況を把握できなくなってしまうのです。

「怖い・・・」

まず最初にこの思いが出てきてしまうのです。

Gさんのカウンセリングは、この思いとの闘い、克服の道のりといってもよいものでした。

そして、Gさんはやがて、自分があまりに悲観的、否定的に人や物事を捉えていることに気づきます。

そして、人を見る眼、状況を分析する術を、そこから少しずつ身につけます。

克服すると決めてしまう

それは決して平坦な道のりではなかったし、本当に少しずつでした。

しかし、Gさんにとってこのカウンセリング経験は何物にも代えられないものになります。

人や物事を正確に洞察する力を身につける経験学習になったからです。

何度も言いますが、傷ついた心は、そんなに簡単に癒えることはありません。

むしろ紆余曲折や行きつ戻りつといった道のりの繰り返しです。

でもGさんはカウンセリングの初めに訴えた

「挫折から立ち直れる人間になりたい」

という思いを失うことはありませんでした。

カウンセリングに通っている間もこのブログを何度も読んだそうです。

そして、いつも「まるで自分のことが書いてあるようだ」と思って、ブログからもいろいろなことを吸収したそうです。

今回、こうしてこのブログに本当にGさんご自身のことが載ることになったのは、Gさんがカウンセリングを卒業されるとき、ブログへの掲載を快くご承諾くださったからです。

カウンセリングを終えるとき、Gさんが言ったことがとても印象的でした。

「カウンセリングに通っていた時、自分にはゴールが訪れるんだろうか・・・と、何度も不安になりました。

でも、なぜか不思議にどこかでゴールが見えているような感覚もありました。

正直、挫折しそうに何度もなりました。

でも、辛いときや苦しいときに『次のカウンセリングまで頑張ろう』と思えたことが自分の力になりました。」

困難というのは、克服しようと決めるまでが、実は辛いものなんです。

でも、本気で克服しようと腹が決まると、意外に辛さより「さあ、ここからどうしよう?」と冷静に算段を始めるものです。

「挫折から立ち直れる人間になりたい」

そう訴えたGさんは、その時点で既に半分克服できていたのだと、Gさんが居なくなったカウンセリングルームで、私は改めて振り返っていました。

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