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「LIFE SHFT」「WORK SHIFT」の著者で「人生100年時代」をいち早く提唱してきたリンダ・グラットンは、これからの社会の大きな変化に対して、様々な警鐘を鳴らしつつ、示唆に富んだ提言をいくつもしてきています。
その両著書でもふれていますが、これからはいわゆる「働き方」も大きく変わっていくというのです。
具体的にいえば、大きな組織での終身雇用はますます少なくなり、代わりに個人起業が台頭し、かれらがSNSによって海を越えつながり、大組織の後ろ盾を得ながら、大きなプロジェクトや事業を展開する時代になっていくと予測しているのです。
ずっと会社勤めしている人からすると、あまりピンとこない話だとは思います。
しかし、そういう時代がもうすぐ目の前まで来ているのも事実です。
また、少子高齢化やAIの台頭により無くなる仕事が増え、新しく花形になる仕事が生まれ、そうした事業の拡大スピードもこれまでにないものとなるでしょう。
無くなる職種、無くなる企業、無くなる業界や業態が出てくるということは、私たちの働く場所が無くなるということです。
しかし、寿命が延びた100年時代で年金も宛てにできず、蓄えだけで数十年生活していくのも困難が予測される時代、私たちはさらに長い年月「働くこと」で収入を得る必要が出てきます。
働く場所や雇用が失われていくにもかかわらず、長い年月(70歳、80歳になっても)収入が必要になるということは、自らが働く場を生み出さなければならなくなるのです。
では、そんな激変する時代の波に飲み込まれないようにするには、私たちはどう生きていけば、どのように働いていけば良いのでしょうか?
今回は鈴木の場合を例にとって解説してみます。
私は2004年より個人事業主(フリーランス)として今の仕事をしていますので、ある意味「ミニ起業家」です。
そして、SNSなどを通したネットワークを活用し、いろいろな人と仕事(あるいはそれに準ずる)つながりをもっています。
リンダ・グラットンはこれをポッセ、自己再生コミュニティー、ビッグアイディア・クラウドといった人的ネットワーク資産と呼んでいます。
先日も金沢にある「カウンセラーカレッジ石川(CCI)」という石川県内随一のカウンセリング機関と業務提携し、私の傾聴ノウハウをCCIの受講生や講師とシェアする機会を頂戴しました。
CCIの皆さんとは、これがあくまでもファーストステップだと考えていて、これからさらに提携してやっていく事業のステップアップ構想を私の中では考えています。
こうした形態をリンダ・グラットンは「コ・クリエイション」と呼んでいます。
また、私は法人向けの仕事として企業の社員研修にも登壇します。
登壇先には大手の一部上場企業も含まれます。
私はフリーランスなので、そもそもそのような大手企業の講師など、本来はできません。
しかし、そうした企業研修の派遣を担うエージェント企業と私が契約をしているので、そのエージェントを通して私はお仕事を頂いています。
この形態もリンダ・グラットンは「メガ企業とミニ起業家の台頭」と名付け、未来の主要な事業形態としています。
また、AIによって様々な職業が存亡の危機に立たされるという予測の中、例外もあるといいます。
それをリンダ・グラットンは「ハイ・スキル」と称し、現段階ではまだまだAIにもカバーできない領域の仕事だといっています。
ここでいうハイスキルというのは・・・・・・
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