(一部無料公開)
巷には数多くのカウンセラー資格があります。
公認心理士、臨床心理士や産業カウンセラー等々
養成塾では資格を用意していませんが、有資格者や既に自分の現場で相談活動をされている方も学びに来られます。
受講者の皆さんの本当に多くの方がカウンセラー資格について質問をされます。
質問に共通しているのは「この資格の信頼度はどの程度か?」「この資格試験の内容は実践的なのか?」といったものです。
つまり、その資格を取ることで、実際のカウンセリングの面接がちゃんとできるようになるのか?という質問ですね。
この質問に真正面から答えるには、押さえておきたいポイントが3つあります。
1)その資格を取るための講座で教えられた内容
2)試験で求められる技量
3)試験内容
この3つのポイントから見た場合、残念ながら、ほとんどのカウンセラー資格が受講者の期待に応えられないのが現状です。
つまり、実際のカウンセリングを行う際に、まるで役に立たない講座や試験の内容だということです。
例えば・・・・
・応答技法の基本はオウム返しである。
・キーワードだと感じる言葉は、すかさずその場で繰り返す。
・質問を重ね、相手の内面を引き出していく。
・面接の最後にその面接のまとめをする。
こうした教えを授業の中で行い、試験項目にも入れてきます。
しかし、こうした対応は、実際にはまず通用しません。
これはもう、断言してもいいでしょう。
養成塾の授業の中では通用すること、しないことをロールプレイや実際の面接記録を用いて検証していきます。
ですが、それを持ち出すまでもなく、上記の対応がいかに不適切で、なおかつ非現実的であるかをこれから説明します。
・応答技法の基本はオウム返しである。
いちいち言ったことをオウム返しされたら、話しにくくてしょうがないと思います。
何だかちゃんと聞いてくれてるのかも怪しく思えてきます。
何度もオウム返しされたら、気分が悪くなってきます
(バカにされているような気分)
・キーワードだと感じる言葉は、すかさずその場で繰り返す。
話し手「最近ちょっと自分に自信がなくて・・」
聞き手「自分に自信がない」
話し手「・・ええ。それで職場で人間関係もちょっと上手くいかなくなって・・」
聞き手「人間関係が上手くいかない」
話し手「・・そ、そうですね。だんだん、人の目が気になるというか・・」
聞き手「人の目が気になる」
こんな風に言葉を挟まれたら話が途切れてしょうがないです。
何度も言葉を挟まれていくうちに、話し手は話そうとしていたことを忘れてしまいます。
つまり、話し手の思考や心の動きが途切れてしまうからです。
第一、とても不自然な会話になっていきます。
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