(一部無料公開)
カウンセリングに限らないのですが、何かを習得するための勉強法には、やり方と順番があります。
これまで養成塾という私塾を通して多くの皆さんの勉強のやり方を目にしてきました。
すると、9割の人たちが誤った勉強法をしている事が見えてきました。
ほとんどの人たちが新しいものに次から次へと手を出しているのです。
これを勉強したら次はこれ、そしてまた新しいものに手を伸ばす。
去年はAととう勉強していた。
しかし今年はBの勉強している。
そしておそらく来年はCという勉強を始めることでしょう。
教わる人間も次々と変えていきます。
去年はこっちの先生で、今年はこっちの先生。
そして来年はまた別の先生へと次々に変えていく。
その結果どうなるかというと、何一つしっかりと身に付けることなく知識だけは増えていく。
つまり頭でっかちにしかならないと言うことです。
勉強のやり方には、順番があります。
まずは基礎固めです。
基礎を固めるために、特に最初のうちは1つのことを徹底的に学び抜きます。
1つのことをしっかりとマスターできれば、そこから様々な応用範囲が見えてきます。
学び方、習得の仕方には、このような順番があります。
私の例で説明していきます。
私の場合まず、傾聴の基礎を徹底的に学びました。
もっというと「相手の話を正確に聞く、もしくは聞ける」力をつけるための学習とトレーニングを5年にわたって続けました。
やっていた事は自分の面接の録音記録と逐語記録を指導者に提出し、詳細に検討をしてもらうというものでした。
それに加えて理論的な学習もしました。
さらにはロールプレイ、応答トレーニング、エンカウンターグループ、教育分析等も並行して続けました。
こうしたトレーニングや学習を通して5年間基礎固めを徹底しました。
この5年間、吉田哲という一人の師匠に師事し、他の指導者のところには行きませんでした。
そしてその後もロジャーズのカウンセリングのやり方を十数年続けました。
そうやって1つのことを徹底的にマスターし、自分の土台というものをしっかりと築いていきました。
その後、様々な分野のセミナーや研修をするようになりました。
また、一対一のカウンセリングだけでなく人前でしゃべったり本を書いたりして、その活動方法を広げていきました。
活動分野を広げていくときに基礎がしっかりとしていれば、それぞれの分野でもしっかりと仕事ができます。
つまり、約9割の人たちがこの順番の逆をやっていることに・・・・・・
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