先日、バブル期の有名予備校講師の方が、孤独死をされたという報道がありました。
当時は飛ぶ鳥を落とす勢いだった有名講師が、人生の最後を孤独に終えるという、何ともいえないニュースです。
そしてこれは金ピカ先生だけの話ではなく、今、そしてこれから日本のあちこちで起きる現象といってもいいでしょう。
いったいこの国はどこに向かおうとしているのか?
そこで私はある概念(形態)に以前から着目しています。
最近「シェア」という言葉を耳にすることが増えてきたと思いませんか?
シェアリングエコノミーに代表されるように、一つのものを複数の人で利用することです。
例えばカーシェアといえば、一台の車を複数の利用者で使用すること。
大都市圏ではこのカーシェアが急速に普及しています。
シェアオフィスは一つの事務所を複数の事業者などが利用する形態。
シェアルームやシェアハウスは一つの住居に複数の人(他人同士)が暮らす形態です。
SNSでシェアするといえば、これは「情報」の共有になります。
こうしてシェアというものが今後の時代を象徴するキーワードになっていくと考えられます。
こうした社会の動向を総合的な視野でみた場合、これは人生の営みをシェアという形で補ったり、発展させたりするものといえます。
つまり「シェアライフ」といえますね。
「シェアライフ」(石山アンジュ 著/クロスメディア・パブリッシング)という本が売れています。
著者はまだ30歳の女性で、やはりこうした新しい概念は若い世代が引っ張っていくのだなと思います。
働き方一つとっても、例えば美容室にそこの所属ではない美容師が出張のように仕事する。
これはもう人間(働き手)のシェアといえるかもしれません。
人手不足が加速する現代においては、AIによる無人化か、この働き手(あるいは組織)のシェアが必須になっていくでしょう。
「人生100年時代は孤独の時代である」と、私はこれまでお伝えしてきました。
日本では一人暮らしの世帯数が2人以上の世帯数を抜かしたわけですからね。
一人ぐらいの方の中には、将来を不安視する人が少なくありません。
両親が他界し、伴侶が無く、当然子どももいない。
もしくは伴侶に先立たれた人も、子ども世代との同居でなければ一人暮らしになります。
そして日本は高齢者の一人暮らしがとても多い。
最終的にこの人たちが不安なのは「孤独死」です。
そこで、シェアライフのすすめということになります。
一人暮らしの人たちが・・・・・・・
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