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心理カウンセラーの資格は国内だけでもいろいろあります。
その資格を取れば、現場でしっかりとやっていけるのでしょうか?
その答えは資格をお持ちの皆さんが一番よくわかっているのではないでしょうか?
もちろん、資格そのものの是非を言えば、必要だとも言えますし、必要ないともいえます。
現場では知っておかなければならない知識・理論や情報というものがあります。
それらを知っておくことで的確な見立てと適切な対応が可能になるからです。
しかし、私の師匠であった吉田哲は、生前私に資格について、こんな風に言っていました。
「最終的に我々に資格を与えられるのは、クライエントだ」
この言葉は何を意味するのでしょうか?
もちろん、知識や理論の習得が必要ないということではありません。
師が言わんとしていたことは、わかりやすくいうと「技術面」に関してです。
実際にカウンセリングを行う際に必要な「聞く力」「共感能力」「応答力」「ケースを見立てる力」ですね。
現在の日本の資格取得のプロセスの中で、ここをしっかりと訓練できる機関や大学が皆無であると言いたかったのです。
もっと具体的にわかりやすく言うと、反射神経の養成ですね。
カウンセラーはクライエントの話をどう聞くのか?
どう理解し、どう反応するのか?
そしてケース全体をどう捉え、次の一手に何をどう選択するのか?
実際に現場で求められることは、こうしたことの一つひとつの「具体」です。
では、日本の心理資格習得のプロセスで、決定的に欠けていることとは何でしょう?
国内屈指と言われている資格においても、その訓練が十分になされ、反射神経が磨かれた臨床家が排出されているところはありません。
例えば・・・・・・
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