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カウンセラーの応答は、場合によってはうつ症状の改善につながる側面もあります。
カウンセリングにおいて、カウンセラーの応答がカウンセリングの成否を左右するということは、何度もお伝えしてきたことです。
カウンセラーのたった一言によって、カウンセリングの流れは大きく変わる。
そのために、カウンセラーが発する応答は極めて重要な意味・役割がある。
そうお伝えしてきました。
そして、その結果としてカウンセラーの応答によって、うつ症状の改善につながることがあるのです。
うつ状態の原因の一つとして、否定的な思考の連鎖があげられます。
否定的なことをいつまでもいつまでも考え続けることで感情が否定的になり、やがて精神状態が崩れていく。
かい摘んでいうと、うつというのはそうした否定的な思考の連鎖によって引き起こされる側面があります。
もちろん、うつの原因は他にもいろいろと指摘されています。
最近ではヘルペスウィルスがうつ病の発症に関与しているとする報告も出てきています。
この場合、その人の免疫の状態が不安定になったことで、体内に保有されているヘルペスウイルスが活性化してうつ発症の引き金になるとのことです。
つまり、疲労やストレス、不規則な生活などによって自然免疫が優位に働かない状態になるという前提条件があります。
そして、ストレスということでいえば、否定的な思考の連鎖は当然、ストレスを生み出します。
不安なこと、嫌なこと、腹立たしいこと、ショックであったことなどをずっと考え続け、歯止めが効かなくなれば、当然感情が不安定になります。
これは人間にとって強いストレス状態を生み出すので、免疫が弱くなり、ウイルスが活発化しやすくなるのでしょう。
そうでなくても、否定的な思考の連鎖は、精神状態を悪化させます。
そして、ここでポイントになるのは「連鎖」というところです。
この連鎖が否定的になったとき、感情が不安定になり、うつ状態につながります。
ですから、思考の連鎖を断ち切り、一つ一つの思考を完結させることで、ダラダラとマイナスなことを考えず、気持ちの切り替えがしやすくなるのです。
では、どうすればこの連鎖を断ち切れるのでしょうか?
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