傾聴はなぜ「正確に聞くこと」を最重視すべきなのか?(一部無料公開)
カウンセリングの勉強をしていて、もしくはカウンセリングを実践してきて、やはり多くの人たちが不安になる事は「ちゃんとできているのか」ということでしょう。
カウンセリングがちゃんとできているかというのは、ちゃんと聞けているか、ちゃんと理解できているか、そしてちゃんと応えられているかということです。
別の表現をすると、クライエントの訴えを正確に聞けているのか?
クライエントの話をしっかりと理解できているのか?
そして、カウンセラーとしてしっかりと応えていると言える応答になっているのか?
そうしたことを一つ一つチェックしていく以外に、カウンセリングがちゃんとできているのかどうかを確認することはできないのです。
ところが、こうしたことを一つ一つチェックしていくと言われても、そのチェックの仕方がわからないと言う声が非常に多く聞かれます。
また、そもそもどこをチェックすればいいのかすらわからないと言う声も同様に多く聞かれます。
何をチェックすればいいのかわからない。
どこをチェックすればいいすればいいのかわからない。
そしてそれぞれをどのようにチェックすればいいかもわからない。
カウンセリングを勉強している人はたくさんいるにもかかわらず、実際に勉強を始めると、このような壁にほとんどの人たちがぶつかります。
しかもその壁を突破できる人の数が非常に少ない。
私から見ると、しっかりとその壁を突破したと言える人はほとんどいない。
これがカウンセリングや傾聴を学んでいる人たちの実情だというふうに私は捉えています。
カウンセラー資格を得たい、そのために多額のお金を払って勉強しているのに、自分がその時どのレベルにいて、どの程度できているのかいないのか。
そういうことをチェックできないというのは極めて由々しき事態といえます。
これは野球を学んでいるにもかかわらず、打ち方がわからない、投げ方がわからない、ボールの取り方がわからないと言っているのと一緒です。
そしてちゃんとしたフォームで打ったり投げたりできているのか、そのチェックの仕方もわからず、ゆえにチェックしないまま練習や試合をするのと同じです。
心理学やカウンセリングの学習においては、このような不思議な現象があちらこちらで散見されるのです。
では何をどのようにチェックすれば良いのかと言う話なのですが、これはもう非常に単純な話で・・・・・・
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