ネットの動画炎上の心理学(一部無料公開)

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つい先日、とある中学生がアップした教室の動画が物議をかもしました。

また、飲食業のバイト職員の動画も同様です。

最近では、競泳の池江選手が自らの病を公表し、それを受けた五輪相のコメントも物議をかもしていますね。

この一連の騒動(炎上)から見えてくることが2つあります。

まず1つは「所詮は他人事」というスタンス。

もう1つは「振り回されている」という現象です。

1つめの「所詮は他人事」というのは、起きた出来事についてあまりにも、そして無自覚に他人事として捉えてしまっている人が多いということです。

中学生があげた動画には、激昂する教師が映し出されています。

そしてそれは学生がわざと怒らせたらしいということが判明すると、途端にその学生の行動に非難が殺到しました。

しかも、最近は有識者だけでなく芸能関係の人間も怒りのコメントを発信しています。

こうした現象に私は実は少々違和感を覚えておりました。

では、何に対するどのような違和感なのか。

まず、その中学生がなぜあのような動画をアップしようと思ったのでしょうか?

もちろん、今回のように炎上など、社会が大騒ぎする現象を引き起こすためです。

そして、私たち大人は、まんまとその意図に乗っかってしまいました。

そして、このような炎上現象が引き起こされる土壌を作ったのは、誰だと思いますか?

ここで「マスコミだ」「ネットユーザーだ」「商業ベースに乗っかっている人たちだ」等と思ったあなた。

捉え方を改めて頂きたいのです。

もう一度質問します。

このような炎上現象が引き起こされる土壌を作ったのは、誰だと思いますか?

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