孤独死、一人という問題の処方箋(一部無料公開)

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カウンセリングの相談内容に関して、最近新たな傾向が見られます。

独身の方が自分の将来に不安を覚え、これからどう生きていけば良いのか・・・といったご相談です。

日本では10年ほど前から「孤独死」という問題が社会問題になっています。

NHKがドキュメント番組でこの問題を取り上げてから、広く認識されるようになりました。

この孤独死の問題は、独身の人だけではありません。

既婚者でもその後離婚したり、あるいはパートナーと死別した場合にも関連してきます。

一人で過ごすということで特に問題となるのは、高齢になった場合や病気になった場合です。

働けなくなった場合の生活をしていく上での経済的な問題も出てきます。

何よりも一人で長い年月暮らしていく上で最も多くの人たちが不安に上げるのが「孤独」という問題です。

そして、一人暮らしという形態は、これまで確実に増えてきていて、今後、益々増えていくといわれています。

この生活形態の変化をとらえるのに、興味深い現象があります。

それは食生活の変化です。

日本ではここ数十年、外食産業が発展をしてきました。

その発展要因は、一つは女性の社会進出。

家で食事を作る時間が少なくなってきたことで、外食の機会が増えてきたのです。

そしてもう一つの要因が「一人暮らしの増加」です。

一人で自炊を毎日する人の割合はさすがに少ないでしょう。

そんな要因が相まって、これまで日本では外食する人の数が増え、外食産業が発展しました。

しかも、一人で気楽に外食できる牛丼や中華、ファストフードなどのチェーン店が急速に発展をみました。

しかし、アメリカではさらに新たな傾向が出ています。

それは、外食産業の衰退という衝撃的な傾向です。

どういうことかというと、ウーバーイーツというアプリの登場により、配達コストが低下したことで、人々がお店にまで足を運ばずに、家で外の人間が作った食事をする。

これを外食と内食(うちしょく)との間を取って、中食(なかしょく)と言うようです。

そのために、お店に食事をする人の数が激減し、飲食店が次々と閉店に追い込まれているというのです。

そして、このウーバーイーツは既に日本でも稼働し始めていますので、日本の外食産業も既に売り上げが落ち始めているようです。

外に出かけなくなっている。

この傾向は何も飲食だけではありません。

amazonなどにより、お店にものを買いに行かなくなっている。

そのため、私たちはますます外に出かける機会がありません。

さらにはSNSやLINEなど、ネットの使用に時間を割くようになっています。

そのため、会社と家の往復のみの毎日・・・という人は少なくないのではないでしょうか?

こうした生活を通して、私たちは人と接触する機会が減っていきます。

一人暮らしの人間にとって、これはますます「孤独感」を深めていく要因にもなります。

人生100年時代の問題は、人口減少、少子高齢化、AIに加えて、この「孤独な時代の到来」です。

しかも、寿命が長くなった分、長くこの孤独な生活に耐えなければならなくなります。

では、孤独な時代を私たちはどう乗り切れるのでしょうか?

このまま孤独にさいなまれ、寂しい人生を送るしか選択肢はないのでしょうか?

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