(一部無料公開)
養成塾では、グループカウンセリングや傾聴トレーニングなど、実践的なプログラムにご参加頂いています。
その中で、講座の参加者や塾生さんから、よくこんな質問を受けます。
「聞く力には、やはりセンスが要るのですか?」
「やはり」という言葉がつくのは、質問した方にとって、「聞けるようになる」ということは、とても大変なこと。
自分にそんな力がつけられるのだろうか・・・という気持ちがあるからでしょう。
そんな時、私は決まって、こう答えています。
「いいえ、必要なのは訓練です」
カウンセリングの力をつける、聞く力をつけるには、必要なのはセンスという要素ではなく、訓練。
訓練を続ければ、誰もが聞けるようになる。
私はいつも、そうお答えしています。
そのことをお伝えするために、今日は一つだけ、エピソードをご紹介。
私のカウンセリングの師匠である吉田哲が存命中の頃のお話です。
私が師匠に自分のカウンセリング面接の記録を細かくチェックして頂いていたとき。
師匠のダメ出しの連続にたまりかね、ついこんな質問をしてしまいました。
「私の聞き方、どこがだめなんでしょうか?」
つい・・というのは、師匠はこういう質問には通常、答えてくれません。
安易な質問だと思ったら、師匠は「自分で勝手に考えれば・・」とか、”無視する”かして、絶対に答えてはくれないんです。
自分で悪戦苦闘し、格闘し、その中から自分で出てきた疑問の答えは、自分で掴み取れ。
師匠はそういうスタンスの人でしたが、この時はなぜか、こう答えました。
そう、わたしの「どこがダメか?」の質問に、こう答えたのです。
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