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カウンセリングに臨むカウンセラーはしっかりとした人生観をもっている必要があります。
カウンセリングで相談される内容は、様々な人生の問題です。
仕事の問題であったり、夫婦や親子といった家族の問題であったり、職場の人間関係の問題であったりします。
あるいは自分の人生をどう捉えて生きていけば良いのかであったり、自分の性格の改善、生活の向上というテーマであったりもします。
新型コロナウイルスの影響による生活の中での心理的問題だったりもします。
いずれにしても、人生の様々な問題をどう捉え直すかということを、じっくり時間をかけて話し合っていくのです。
これをただ単に不安を取り去るとか、気分的に楽な状態を作り出すという狭い範囲でやっていると、やがて行き詰ります。
不安や苦痛というのは、ある部分では、その人が不安や苦痛を生むような捉え方、人生観をもっているから生まれるといえます。
ですから、その不安や苦痛の元になる「人生観」を一緒に見直す作業がカウンセリングになるといえます。
例えば、転職という問題の相談だとします。
相談者にとって転職をした方が良いのか?それとも今の仕事を続けた方が良いのか?
もしくは、もう少しどうすれば良いかを吟味する方が良いのか?
こうした問いに対する答えを導き出すには、カウンセラーにしっかりとした人生観がなければ十分に対応できません。
私自身、自分の人生観をしっかりとしたものにするために、様々なことを学んできました。
その結果、一つの結論にたどりつき、今はその人生観をよりどころにカウンセリングやセミナーを続けています。
そもそも、人は何のために生きているのか?
カウンセリングでは、こうした問いにぶつかることもあります。
クライエント自らストレートに問いかけてくることもあります。
このストレートな問いにカウンセラーはお茶を濁すことなく、まっすぐに(しっかりと)応えることが求められます。
特にこうした問いは、クライエントが自分の人生を賭けてぶつけてくることも珍しくありません。
だから、それを受け止めて応えようというときに、カウンセラーが中途半端な姿勢でいること、クライエントの余計な不安や迷いにつながります。
こんな問いに対して、自分の人生観をしっかりと持っていることで、クライエントに自分の言葉でまっすぐに応えていくことができます。
カウンセラーからまっすぐな(しっかりとした)答えをもらったクライエントは、その答えを元に、さらに自分の人生観を練り上げていくことができます。
さて、例にあげたこの問い「人は何のために生きているのか?」の答えですが、この人生観を得てから、私は様々な困難な事例により深く向き合えるようになりました。
私がたどりついた一つの答え、人生観は次のものです。
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