私はカウンセリングを始めて、15年以上が経ちます。
カウンセラーに成りたての頃に読んだ佐治守夫氏の著書に、こんなことが書かれてありました。
佐治氏によると(カウンセラーになってから)5年経つと何かが見えてくる。
10年経つと、だいたいのことが一人で出来るようになる。
つまり、1人前になるということ。
だから10年経ってもどうにもならなければ、辞めたほうがいい。
読んだ当時は確かカウンセラーになって2~3年目くらいだったと思います。
そんな頃の自分には、この文面はとても厳しいものに思えました。
先ず、5年経って本当に自分に何かが見えてくるのだろうか?と思ったのです。
当時は2~3年目ですから、5年経つ頃というのは、あと2~3年の話になります。
あと2~3年で「何かが見えてきた」と実感できるとは、その時はとても思えなかったのです。
そして10年経ったら一人前というフレーズも、当時の私には重いフレーズでした。
ですから、今振り返ると2~3年の頃は本当にひたすら手探りの状態で、師匠のスーパーバイズがあるからやっていけている状態でした。
実際に「何かが見えてきた」という手応えを得たのは6年目になった頃でした。
正確には5年と半年の頃です。
そして10年を過ぎた頃には大体のことは一人で判断がつくようにはなっていましたね。
そして現在は16年目に入ったわけですが、近況としては改めてクライエントへの信頼が重要だなと、いくつかのケースから実感している感じです。
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